2015
01.13

衣料販売からパソコン事業へ!高島勇ニとは?

IT

東証マザーズに上場しているMCJ(エムシージェー)は、コンピュータ関連の企業をネットワークに持つ持ち株会社として知られています。そして、そのグループを率いているのが大和魂で日本のIT市場を盛り上げ続けている高島勇ニ氏。高島社長は1974年に埼玉県春日部市で生まれ、幼少の頃には祖父が経営する衣料販売とはゆかりがあるものの、パソコン事業とはほとんど縁がない生活を送っていました。しかし、祖父から引き継板衣料販売の有限会社は借金が3000万円もあり、その借金の返済手段の一つとして立ち上げたのが、MCJの誕生です。最初はパソコンを使って自動車の仲介事業を行っていましたが、ビジネスとしてのパソコン販売を思いつき、社名をマウスコンピュータ株式会社として本格的にコンピュータ関連事業に乗り出しました。

常に先見の明を持ち、時代のニーズに合ったビジネス展開をしながら企業を急成長させ、2004年には東京証券取引所マザーズに上場するまでとなったMCJを率いる高島勇ニ氏。彼にはまた、たくさんの名言があることでも知られています。例えば、「経営者は、1年の重みが分かる人物でなければいけない」「一流企業に入りたいと思うエリートは多くても、一流企業を作りたいと思うエリートはいない」など、知っておくと人生のどこかで役に立ちそうな名言もたくさん残しています。高島勇ニさんはこれからも、国産パソコンに熱い情熱を傾け続け、日本のIT業界を大きくけん引していく存在になるのではないでしょうか。